「脊柱管の狭窄はない」と脊椎専門医に断言されたので少しホッとしたものの、すべり症があるとか、原因不明とか言われて新たな不安が…。
お尻や足のしびれや痛みで一度に長く歩けないという「間欠性跛行」の症状が一向に改善しないのはどうしたことか? なにが原因なのか?

このまま何もせずに放っておいて改善するとも思えないし…といろいろ悩んだうえ「運動療法」を熱心にやっているクリニックを調べてそこにかかってみることにしました。

そこの先生は画像診断だけでなく、時間をかけて触診し、筋力や神経の反応なども検査をしてくれました。
診立てでは「脊柱管の狭窄はないが第4腰椎の変性すべり症があり、前屈と後屈ですべりの程度が変化しており不安定性がある」「神経学上の問題はない」「程度としては軽いものなので運動療法で改善するでしょう」とのこと。
また「第5腰椎と仙骨が癒合しており(移行椎)そのことが上部の腰椎にストレスを与えている可能性がある」とも。

そのため、体幹の腰椎支持力を高め、一部の腰椎に集中している負荷を脊椎全体に分散することを目的とした運動療法が必要とのことでした。

これまでかかった整形外科のなかで一番時間をかけた診断で、一番時間をかけた説明がありました。

その日から週2回このクリニックに通院し、筋トレ、深部筋の訓練、ストレッチなどの運動療法(リハビリ)の指導を受けることになりました。

(続く)

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 ↑「神経障害性疼痛」の薬として近年もてはやされているプレガバリン(製品名リリカ)。
普通の消炎鎮痛剤が効かない場合に処方されることが多いようですが、人によって効く効かないの差が大きいようです。私の場合、鎮痛効果はあまり感じませんでしたが副作用の「眠気」のおかげで夜よく寝られるようになったので助かりました。