年末で発症から3か月たちました。
3か月以上続く腰痛を慢性腰痛と呼ぶようです。
一向に痛みは改善せず、一度に歩ける時間も短くなっていくなかで、安静が足らないから治らないのではと思い、寝てばかりいました。
筋力がどんどん衰えていき、体重は減り足も痩せ細ってきました。
このままいつまでも治らないとどうなるのだろうかと不安が募ります。

これはもっと大きな病院でしっかり見てもらわなければ…。
そう思って脊椎専門外科がある総合病院にかかり、レントゲンとMRIを撮り直して診断を受けました。
そこの先生の第一声はこうでした。
「こんなものは脊柱管狭窄症とは言いません」

第4腰椎がわずかに前方にずれている「すべり症」があり、椎間板の変性もあるのでそれが原因で腰痛が出ている可能性があるとのことでした。

私が「間欠性跛行」があって一度に長く歩けないのですがと訴えると、すべりの程度も小さく脊柱管の狭窄もないので画像を見る限り「間欠性跛行」が出るとは考えられないとのこと。

ではなぜ症状が出るのですか?と尋ねると、答えはこうでした。
「腰痛というものはわからないことだらけなんです。大半の腰痛は原因不明です。精神的な場合もあります。」
「現状では手術の必要もなく、強い薬をのむ必要もありません。」
「…この病院ではやれることはありません。」

(続く)


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 ↑ かつてNHKで放映された特集の内容です。
慢性腰痛の原因は腰だけでなく脳にあるということが書かれています。
オーストラリアで行われている認知行動療法も紹介されています。