京都に帰って最初にかかった整形外科とその提携病院でレントゲンとMRIを撮ってもらいました。

結果は「骨に変形はありません」「第4腰椎と第5腰椎の間が少し狭くなっています」「そこの椎間板が少しはみ出しています」「脊柱管の狭窄は大したことはありません」というものでした。
「はみ出した椎間板が神経に触って症状が出ていると思われるが、画像で見る限り大したことはないのでそのうち神経が慣れて痛みが治まるでしょう」という診立てでした。

結局、消炎鎮痛剤(セレコックス)と湿布をもらい、様子を見るということになりました。

ところが薬をのんで様子を見ても一向に症状は改善せず、歩けば左側の臀部が痛むということに加えて、仰向けに寝ると骨盤の仙骨あたりがじんじんと痛み、気になって夜も寝れないという状態になってきました。

ネットでいろいろ調べてみて、腰椎ではなく仙腸関節に問題があるのではと思い、AKA―博田法という治療をしているクリニックに通ってみましたがよくならず、そうこうしているうちに、10分ほど歩くと下肢にしびれと痛みが生じ歩けなくなり、しばらく休むとまた歩けるようになる「間欠性跛行」という症状まで出てきました。

恐れていた脊柱管狭窄症の典型症状です。

(続く)
IMG_9762