クルミはエゾリスの好物ですが、実際にそれを食べているシーンというのを見たことがありません。
というのも、彼ら(彼女ら)はヒマワリの種はその場でモリモリ食べるのに、クルミはくわえてどこかへ持って行くだけで決してその場で食べようとしないのです。
しかもどこかへ持って行っても、すぐまたやってきて次のクルミをくわえて持って行きます。
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冬の前には食料を隠して貯めておく「貯食」という行動をし、冬が来れば雪が積もってもその場所を探し当てるという優れた能力を持っているのですが、夏にも「貯食」をするのでしょうか?
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クルミの殻はとてつもなく硬いので、さすがのエゾリスも食べるのに時間がかかるのでしょう。
人前でゆっくり食べていては危険なので、いったんどこかに隠して、あとでゆっくり食べるのでしょうね。
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それにしても、つぎからつぎにクルミをくわえては去っていくエゾリスくん。
本当にあとで食べているのでしょうか?
そのうちにあちこちで芽を出し、クルミの森になってしまうかも。
それはそれで嬉しいのだが…。
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さて、どこに隠しているのかな?