林住期日記・・・北の森から(準備中)

『私が森に行って暮そうと心に決めたのは、暮らしを作るもとの事実と真正面から向き合いたいと心から望んだからでした。生きるのに大切な事実だけに目を向け、死ぬ時に実は本当は生きていなかったと知ることのないように。暮らしが私にもたらすものからしっかり学び取りたかったのです。私は、暮らしとはいえない暮らしを生きたいとは思いません。私は今を生きたいのです。 』 (ソロー『ウォールデン 森の生活』 今泉吉晴/訳 ) 

2020年02月

野鳥の天国、小畑川が困ったことになっています。
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去年も洛西大橋以南で護岸内に生えている樹木の撤去が行われていましたが、今年はさらに上流まで撤去されるようです。
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ここは洛西大橋のすぐ上流。
左岸には重機が入り、樹木の伐採が始まっています。
ここはカワセミの撮影ポイントとして、多くのカワセミファンがカメラを向けていたところです。
生え際からばっさりと伐採され、野鳥が身をひそめる場所がなくなってしまいました。
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この調子で、わずかな低木を残して上流に向かってどんどん伐採していくようです。
しかも8月までの予定なのでカワセミの営巣、子育てシーズンと重なります。

人工的に作った護岸なので、その護岸内に樹木がはびこることは治水面で支障がでるのでしょう。
増水時に流木等が生じ被害が発生することがあるのかもしれません。
だから伐採するということは必要なのでしょうけど、鳥たちのことを思うと残念です。

都会を流れる川としては珍しく、緑豊かでホタルも飛び交う川だっただけに、伐採が生態にどういう影響を及ぼすか心配です。

境谷大橋より上流は今はまだ伐採の手が入っていません。
鳥たちもこちらに集まっています。
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↑ エナガ
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↑ カワラヒワのオス まるまるしていますね。
↓ こちらはメスのようです。カップルのようで連れだって飛んでいきました。
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↓ ジョウビタキ(オス)
北へ渡るまでここは安泰でしょうか?
来年戻ってきたとき、様変わりした小畑川に驚くでしょうね。
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↓ セグロセキレイ
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↓ 小畑川名物のコイ 2匹いるのがわかりますか?
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今日はこのあたりでカワセミも見かけました。

人間の生活と安全は大切です。
なんとかして自然とうまく調和できないものでしょうか?

Today Birds,Tomorrow Humans








快晴の御所(京都御苑)
新型コロナウイルスのせいか、観光客がずいぶん少ない気がする。
まあ、これまでが多すぎたから…。
のんびりぶらぶらと鳥見散策ができました。
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梅がずいぶん咲いています。
ここはメジロの天国。
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下からカメラを向けていると「あ。うぐいす!」という声がよく聞こえます。
メジロをウグイスと勘違いしている人が多いですね。
梅にとまっている鳥はみなウグイスだと思ってしまうのかな。
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メジロの色は確かにウグイス色だけど、
本物のウグイスの色はもっと地味だという真実(笑)。
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最初に「梅にウグイス」と言った人がメジロをウグイスと勘違いしていたようです。
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器用に梅の蜜を吸っています。
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「梅にはメジロ!」
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(おまけ)
↓ アトリ
下からながめるとちょっと新鮮。
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↓ ビンズイ
ヒバリの仲間です。
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↓ ツグミ
御所にトラツグミがいるとのことで探したのですが見つからず、残念
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梅にムクドリ(笑)
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もう春なのでしょうか?
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小畑川では早くもカメが冬眠から覚めました。
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↑ 外来種のミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)のようです。
在来種のイシガメはまだ姿をあらわしていません。

冬鳥たちも北へ帰る時期を間違えそう。
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↑ いつも姿勢正しいツグミ
りりしいねえ。まだ帰らなくていいよ。

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↑ ツグミの仲間のシロハラも冬鳥。

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↑ ジョウビタキのメス
なんでみんな右を向くのか(笑)
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↑ ジョビオくんには左を向いてもらいましょう。

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↑ シメのようですね。
北海道と本州を行き来する漂鳥。
暖かくなると北海道へ帰ります。
まるで誰かさんみたい。

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↑ 木の実を食べるカワラヒワ。年中いる留鳥。

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これはスズメではありません。
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黄色いおなかが特徴のアオジ。
こちらも関西では冬の間だけ見かけます。

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それにしても…

これが気になるなあ ↓
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湖北にある山本山という山には、20年以上前から毎年冬になると渡ってくるオオワシが棲みついています。
もうかなりのおばあさんワシで、健康が心配されるのですが、今年も元気な姿が見れるとのことで、その姿を見るのが今回の探鳥会の一番の楽しみでした。
野鳥センターから東にまっすぐの道の突き当りに山本山があります。
そこに行くまでの間にもいく種かの猛禽類が空を舞っていました。
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これは、トビ。
人里でいたずらをするのであまりいい印象を持たれていませんが、下から見上げると大きな羽根の模様がすごくきれいです。
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優雅に堂々と飛んでいました。

こちらはトビより少しちいさなタカで、ノスリ。
ペアで舞っています。
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下から見上げると白っぽくて羽根先だけが黒いのが特徴です。
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さて、肝心のオオワシは…
この山のどこかにいますよ(笑)。
すぐ近くにハヤブサもいるようです。
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オオワシは普段この山の中腹にじっととまって琵琶湖を眺め、エサを狙っているそうです。
こんな遠くから琵琶湖にいる魚や水鳥を狙えるというのですから、恐るべき視力ですね。
めいっぱいズームすると。
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曇天、三脚なしのブレブレ画像
修行が足りませんね
機材のせいにしたりして(笑)
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デジコンを効かせてこれが限界。
黄色いくちばしが目立ちます。

この山のふもとにはこの時期各地からオオワシファンが集まってくるようですが、この日も大砲のような超望遠のレンズを構えたカメラマンが、飛び立つ瞬間を待ってたくさん集まっていました。
途中でパトカーが農道に車を停めないよう注意に来たほどの人気です。
寒い中しばらく待っていましたが、オオワシばあさん、ときおり首を左右に動かすだけで残念ながら飛び立つことはありませんでした。
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↑ で、そのすぐ近くの木にとまっていたのはハヤブサ。
これを見つけた人もこれを見てハヤブサとわかる人もすごいですねえ。
尊敬いたします。

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↑ ちょっとバチ当たりなトビくん。
まあ、これだけ近いとブレなくていいんだけどね。
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人と野鳥が共存できる里を見守る六地蔵。

カメラも野鳥の知識もまだまだ修行が足らんなあと実感した有意義な探鳥会でした。
最後の鳥合わせでは本日50種以上の野鳥を観察したことが確認されました。
めずらしいところではクロサギ、アメリカヒドリ、ハヤブサ、ニュウナイスズメといったところでした。
野鳥の会や野鳥センターのスタッフ皆さん、ありがとうございました。

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↑ アオサギ。

琵琶湖にはカモやサギの仲間もたくさんいます。
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いろいろ混じってますねえ。
アオサギの回りにはヒシクイやカモたちが
ちなみにカモという名のカモはいません(笑)。
手前の超ちっちゃい2羽はなんでしょう?

↓ さて、こちら
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沖の堤防の上にはぎっしりとカモたちが
ん?その下の中ほどになにか黒いものが…
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これはクロサギだそうです。
アオサギやシロサギはポピュラーですが、クロサギはめずらしく、
琵琶湖でもめったに見られないとセンターの方が力説されていました。
残念ながら遠くててよくわかりません

この日は波が高く、カモたちも波乗りをしているように見えました。
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ヒドリガモのオス(左)とメス(右)
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なんだこりゃ?
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ヒドリガモのモヒカン頭でした(笑)
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↑ これはキンクロハジロ
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↑ スズガモかな

カイツブリはカンムリカイツブリとハジロカイツブリもいたようですが
残念ながら写真には撮れませんでした
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続く…





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