IMG_6137

北海道にはエゾシカとかエゾリスというようにエゾを冠した名前の生き物が多い。
たいていは北海道にしか分布していない生き物がそう名付けられている。
先日京都でその「エゾ〇〇」を見かけた。

京都御苑(いわゆる御所)でバードウォッチングの指南を受ける機会があったのだが
そこで目にしたのがこの野鳥。
ヒタキ科の渡り鳥でエゾビタキ。
この時期、同じヒタキ科のジョウビタキをよく見かけるが
ジョウビタキは茶色いおなかが特徴的。
このエゾビタキはおなかが白く薄茶色の縦縞が入っている。

秋にシベリヤやサハリン方面から南方に渡る途中で本州に立ち寄り
冬にはフィリピンなどより南の国へ渡っていくらしい。
ところがこのエゾビタキは真冬になっても御所に滞在している。
よほど居心地がいいのか、暖冬のせいなのか。

いずれにせよ京都に「エゾ〇〇」がいるというのは奇妙に感じる。
というか、この鳥、実は北海道ではあまり見かけないらしい。
北方から渡ってきて北海道で休憩するには早すぎるのだろう。
そのためか本州の関西以西の方でよく見かけるらしい。
ならばなぜエゾの名が冠されるのか?
このエゾはナゾである。