林住期日記・・・北の森から(準備中)

『私が森に行って暮そうと心に決めたのは、暮らしを作るもとの事実と真正面から向き合いたいと心から望んだからでした。生きるのに大切な事実だけに目を向け、死ぬ時に実は本当は生きていなかったと知ることのないように。暮らしが私にもたらすものからしっかり学び取りたかったのです。私は、暮らしとはいえない暮らしを生きたいとは思いません。私は今を生きたいのです。 』 (ソロー『ウォールデン 森の生活』 今泉吉晴/訳 ) 

2018年10月

冬が近づき庭に野鳥の姿を多く見かける。
バードフィーダーは賑やかになってきた。
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何と言っても目立つのはこいつ。
全国的にひょうきん者のヤマガラ。
関西でも友だちだったが、北海道でも友だちになってくれた。
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とにかくよく来る。
ヒマワリの種があっという間になくなる。
最初はどんだけ大食いなんだろうと思ったが
どうやら食べているのではなく運んでいるようだ。
貯食と言って冬に備えてエサを樹の皮や土の中に貯めこんでいるらしい。
どこに隠したか覚えているのだろうか?
認知症のヤマガラもいるに違いない。
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エサ台がパニックになることもままある。

関西ではヤマガラとシジュウカラがよく見る2大野鳥?であったが
北海道ではシジュウカラよりもこいつ↓の方が多く見かける。
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シジュウカラより小柄で胸にネクタイをしていない。
関西ではこの鳥はコガラ一択であった。
小柄だからコガラでわかりよい。
しかし北海道ではハシブトガラというコガラのそっくりさんがいる。
コガラに比べてくちばしが少し太いらしいが、まず見分けられない。
ある本によれば北海道ではコガラの観察頻度は「中」
ハシブトガラの観察頻度は「多」となっている。
ということでこの小柄なやつはハシブトガラでしょう。
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同時に2匹も観察できるので「多」と認定。

こちら↓は本物のシジュウカラ。
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胸の黒いネクタイがシジュウカラの特徴。
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しかし紛らわしいやつがここ↓にもいる。
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シジュウカラより小柄。
胸にはネクタイというより三角のネッカチーフ。
これはヒガラ。
頭の小さなトサカ(冠羽)が特徴。
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ヒガラも水浴びをすると頭が濡れてトサカがわからなくなる。

シジュウカラがいればゴジュウカラ↓もいる。
サンジュウカラは聞かない。
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ぱっと見は青い。
肩から目とくちばしまで貫く黒い線がおしゃれ。
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ゴジュウカラの得意技は逆さ下り。

たまにはでかい小鳥も来る。
どこまでを小鳥と呼ぶのかはナゾ。
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この態度のでかい鳥はイカル。
北海道では夏鳥だが、道南では越冬するものもいるらしい。
太くて黄色いくちばしが日本鳥離れしている。

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最後にアカゲラ。
キツツキの中では一番よく見かける。
トロロロロとドラミングする。

北海道のキツツキと言えばクマゲラだが
残念ながらまだきちんとした写真が撮れていない。




今年は異常気象で紅葉はいまいちとの前評判もあったが
大沼の紅葉は素晴らしかった。
一番の見ごろと思えるこの日に大沼の紅葉を味わいつくした。
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まずは大沼公園駅近くの名所。
このあたりは何と言っても浮かぶ小島の紅葉と駒ヶ岳が美しい。
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まさに自然の造形美
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さざ波が立っていて残念ながら鏡のような映り込みはない。
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↓大沼の周回道路はまさに紅葉のトンネル
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↓大岩園地あたり
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国際セミナーハウス裏の森林公園を歩く。
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息をのむ美しさ
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色とりどりの雑木林
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黄葉するツタ
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多様性の美
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京都では神社仏閣などの真っ赤なイロハモミジがもてはやされる。
洗練された美、選ばれた単一の美しさ
それはそれで素晴らしいが
多様性に満ちた雑木林の紅葉の美しさの方が
私は好きだ。

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シャケが川を遡上している。
このあたりでは秋に獲れるシャケのことをなぜかアキアジと呼ぶ。
アジと言いながら鯵ではなく鮭である。
秋味という意味なのだろうか?
川を遡上しているシャケはクマ以外は許可なく獲ってはいけない。
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河口には過酷なことに人間が作った堰堤がある。
これを超えるのはシャケにとってはなかなか大変なようだ。
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一度では乗り越えられず何度も挑戦している。
子孫を残すための人生(鮭生)最後のファイト。
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がんばれ!
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この川、実は町を流れるごく普通の小さな川で
隣には郵便局があったりする。
しかしシャケは迷わず大海から帰ってくる。
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川に遡上する前に海でシャケを釣ることは自由。
多くの釣り人がこれを狙っている。
シャケも試練であるが、アキアジもイクラもとってもおいしい。


駒ヶ岳は火山活動による入山規制があり、
6月から10月までの間しか登ることができない。
しかも登れるのは標高900mの馬の背まで。
山頂は危険なため入山禁止となっている。
まもなく閉山となる10月23日に登ってきた。
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5合目の登山口の駐車場に車を停める。
実はその手前の6合目にも駐車場があり,
そこから先は未舗装路になり、かなり荒れている。
そのため車高の低い車は6合目に停めた方がいい。
登山口で入山届を書いて登り始める。
午後3時までに下山するよう入山規制が書かれている。
登山道はところどころ大きく浸食され注意が必要だが、
一本道なので迷うことはない。
また火山灰のため滑りやすく強風が吹けば砂が目に入る。
そこを気をつければ初心者でも十分登れる。
この日は秋晴れで暑くも寒くもなく快適に登ることができた。
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途中で振り返ると大沼の湖面が光って見える。
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カラマツだろうか落葉針葉樹が黄色く色づいている。
この辺りまでは主峰剣ヶ峯がやたらとんがって見える。
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ゴールの馬の背までもう少し。
角度が変わり剣ヶ峯も違った姿を見せてくる。
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ここが馬の背。
左に剣ヶ峯(1131m)がそびえ立つ。
これ以上は一般登山者は入山禁止。

気象台の方が重い観測機器を担いで頂上に向かって行かれた。
思わず頑張ってくださいと声をかけた。
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右に見えるのが砂原岳(1113m)。
ここから見ると平らに見えるが、下界から角度を変えて見ると
ゴリラの顔に見えたりするのがおもしろい。

5合目の駐車場からゆっくり登って約一時間。
前回6月時に登った時はとても暑く熱中症を心配したが、
今回はさわやかな秋の風に吹かれ快適だった。



今日は高気圧に覆われ、少し寒いが朝からいい天気。
紅葉の進み具合のチェックを兼ねて
駒ヶ岳を眺めるドライブに。
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ひょうたん沼
右端でゴリラが威張っている。

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道道大沼公園鹿部線より
ゴリラが崩れてきました(笑)。

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東大沼キャンプ場
湖面にくっきりと逆さ駒ヶ岳と雲が映っていて素晴らしい!
なかなかこういうチャンスはない。

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大沼公園島巡りコース
紅葉は部分的に色づいているが見ごろはまだ先。
来週は暖かくなる予報だが順調に紅葉が進むのだろうか。

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日差しを浴びて気持ちよさげなゴリラくん。

今年は全体的に紅葉の見ごろが遅くなっているようだ。
大沼周辺でも奥大沼(とかってに命名)の大岩園地あたりは結構見ごたえがあったが、
国際セミナーハウスの森林公園はまだ青々としていた。
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奥大沼の大岩園地
あまり訪れる人がいないがしっとりと美しい。

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国際セミナーハウスの裏に広がる起伏に富んだ落葉樹の森。
縦横無尽に散策路が巡らせてある。
夏は蚊の猛攻を受けたが、今の季節はとても快適。
紅葉の最盛期にもう一度訪れたい。



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