林住期日記・・・北の森から(準備中)

『私が森に行って暮そうと心に決めたのは、暮らしを作るもとの事実と真正面から向き合いたいと心から望んだからでした。生きるのに大切な事実だけに目を向け、死ぬ時に実は本当は生きていなかったと知ることのないように。暮らしが私にもたらすものからしっかり学び取りたかったのです。私は、暮らしとはいえない暮らしを生きたいとは思いません。私は今を生きたいのです。 』 (ソロー『ウォールデン 森の生活』 今泉吉晴/訳 ) 

長かった宮仕えをリタイヤし、さあ人生のリ・スタート。
若いころ鉄馬で駆け回った北の大地に移り住み、森の中に庵を構え、「林住期」をエンジョイしようとたくらんでいます。

スクリーンショット (3)

当地でも震度5弱の揺れがありましたが、私は無事です。

今も停電は続いていますが、幸いにも水道は止まらず、ガスもプロパンなので使えてます。
ヘッドランプ、ランタン等のアウトドア用品の持ち合わせがあり、暗闇の中で役に立っています。

町の商店はレジが使えないのに、電卓で懸命に対応してくれています。
ということでとりあえず無事ですので報告まで。

なお、スマホは車のバッテリーで充電できています。

他の被災者の皆さんお見舞い申し上げます。
がんばってください。

(7日、01時半ごろ電気復旧しました!)

駒ヶ岳(正しくは渡島駒ヶ岳、または北海道駒ヶ岳)はおもしろい。
見る角度によって様々な表情を見せてくれる。
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大古の昔は富士山のような姿だったらしい。
いつのころかの大噴火で頂上が吹っ飛び、こんな姿になったとか。
山体崩壊と呼ばれるが、崩壊した姿が美しい。
その噴火で川が堰き止められてできたのがこの大沼。
湖畔には無料のキャンプ場がある。
かつてツーリングで何度もお世話になった。

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流山牧場から見た駒ヶ岳。
かつてはここの流山温泉の露天風呂からこの姿を眺められたが、
いまは残念ながら休業中。
早く再開して欲しいものだ。

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これは鹿部の漁港からみたところ。
上の写真の裏側になる。
左の頂が剣が峯、右が砂原岳。

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少し角度を変えると砂原岳がゴリラの横顔のように見えてくる。
これは鹿部のひょうたん沼公園から見たところ。

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こちらは登山口。
剣が峯がやたらとんがって見え、登山欲(笑)がそそられる。

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登ってみるとなぜかとんがっていない(笑)
活火山なので入山規制があり、これ以上は立ち入り禁止。

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最後にゴリラの横画をアップで。











やはり、キタキツネはどこにでもいる。
道東とかに比べると、見かける頻度は少ない気がするが、
車の運転中に見かける野生動物でいちばん多いのはキタキツネだろう。
このように森の中の道のど真ん中でぼんやりと過ごしていることもある。
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カメラを向けると面倒くさそうに振り向いて、ゆっくりと去っていった。
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冬のキタキツネはふさふさしていてかわいいが、
夏毛になると少し貧相になる。
冬毛から夏毛に変わる頃がいちばんみすぼらしい。
ちょうどその時期、庭のバードバスの水を飲みに来たやつがいる。
一瞬ぎょっとするほどの姿だった。
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